httpss://www.youtube.com/watch?v=XEjHC04oAyY
一番高い山を越えてきた そしてたくさんの戦場を駆け抜けた
ただあなたと共にいたいがために
僕は走ってきた そして這いずり回った。町の高い壁もよじ登った。
ただあなたと共にいたいがために
でも僕はまだ見つけることができていない 探している本当の道を
愛しい唇にキスをし、彼女の指先に癒される
炎のように燃え上がる思い 彼女から湧き出る熱き炎
天使の言葉を語りながら、悪魔の手を握り締める
その夜はそれを暖かく感じた 僕の心は石のように冷たかったんだ
でも僕はまだ見つけることができていない 探している本当の道を
神のみ国を心から信じている。やがてすべての人種はひとつになれる時が来る
でも僕はいまだ走り続けている
束縛を断ち切り、僕を縛り付ける鎖を断ち切る
今までに犯した数々の罪の十字架を背負うんだ 僕は心から信じている
それでもまだ見つからないんだ 本当に求めているものが
この歌はU2というロック・グループのヒット曲ですが、歌詞の内容を理解するためには彼らがとても敬虔なクリスチャンであり、そしてその敬虔な信仰心とは裏腹に、人生という旅において多くの罪を犯してしまう「人間の弱さ」を理解する必要があります。
ここに書かれている、共にいることを望む「あなた」とは主イエスのことであり、それを心から望んでいるはずなのに、時には悪魔の誘惑に身をゆだねてしまう自分のこれからの生き方がまだ確信として見えていないという歌ではないかと思われます。
僕自身もクリスチャンですが、同じように道に迷っています。
主を信じる前は気にもしなかったことですが、クリスチャンとして信じることを宣言した時からこの苦悩は始まりました。だからこそこの歌は私に勇気を与えてくれます。
クリスチャンとして、人間として、ここまで自分の心の弱さをさらけ出すのは、教会の証でもあまり聞いたことがありません。僕がU2を心から愛してやまないのはそういう理由からです。