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2019.1.19・土曜日・豊中レッスン・レポ/洋楽コーラスのホット・スタッフ

  • 投稿カテゴリー:豊中

今月の新曲は「LOVE THE ONE YOU'RE WITH」

2019年1月前半の課題曲はルーサー・ヴァンドロスの「Love The One You’re With」。

まずはプロジェクターでルーサーのライブを観ます。このように同じ映像をみんなで観ることで、いい意味で同じヴィジュアルイメージをメンバー同士で共有できます。ゴスペルでもこの「映像」をみんなで観ることはとても大切にしてきましたが、洋楽を歌うホットスタッフの場合は、その曲の時代を反映するファッションやステージ・メイキングなどを参考にできるので、豊中スタジオでは必ずレッスンの中に映像を取り込むようにしています。

時代を彩る素晴らしい曲をみんなで共有!!

ホットスタッフのメンバーは年齢層がとても幅広くて、下は小学生、上は昭和バリバリ世代です。BEE芦原校長は今年54歳になります。80年代は青春真っただ中、90年代は社会人の若手時代。どちらも洋楽がとても強い時代でしたので、街中では当たり前に洋楽のヒット・チューンが流れてましたし、ネットがなかった時代なので映画やMTVの映像はアメリカの文化を知るうえでとても勉強になりました。

そんな時代ですから、ヒット曲もただの音楽ではなくいっぱい思い出が詰まったものです。ホットスタッフのレッスンでは若い世代の人たちに、昭和の時代背景や思いを語りながらいろんなことを伝えていきます。古い時代を「良かった」というのではありません。ただただ語るだけ・・・。それを興味をもって聞いてくれる若い世代が近くにいることは本当に幸せだと思います。音楽の力です!!

もう1曲は「ラジオスターの悲劇」

もう1曲はバグルスの「ラジオスターの悲劇」。ずっとやりたかった曲。イントロからエンディングまですべての音が青春です。ちょうどMTVが音楽業界で大きな影響力を持ち始めたころの曲で、その状況を揶揄するメッセージが面白かったです。最先端のサウンドが古き良き時代の音楽を語っている感じがとても新鮮でした。

まずはパートの音を確認。その後、もう一度映像を見ます。オリジナルのアーティストの歌う表情やパフォーマンスを観ることで、その姿を乗り移らせるというか、「その気にさせる」というか、とにかく映像を観てからやるとみんなの表情がほんとに良くなるんです。

このグループのレッスンはゴスペルとはまた違った形で、僕の大切な時間となっています。僕自身の人生はとてもちっぽけなものですが、同じものに感動できる仲間がいることで、ちっぽけな人生は掛け算に変わります。それがとても素敵です。

レッスンの最後は先週の復習。THAT'S THE WAY!